でっかいどう
夏休みになり、こども3人分の弁当を作成という苦行を強いられている村上です。 さて、先日、オープンキャンパスに行く娘の送迎をするために北海道まで行ってきたのですが、大学がでかすぎて、危うく遅刻するところでした。 車を止めたところが良くなかったのもありますが、 行くべき棟まで32分!構内に入ってからでも22分! 構内に小川が流れ、蓮の花が咲く池まであり、想像を絶する広さのキャンパスを行けども行けども、学部棟に着きません。 ほぼ一直線の道のり、一緒に連れていた末っ子(小4)はどんどん遅れていき、見えなくなってしまい、次女に戻って、迎えに行かせ、その場で待機と命じ、長女と速足でどうにか開始2分前に到着しました。 北海道のでかさなめてました。 まじ、でっかいどうです。
開けたり閉めたり…
梅雨も明けて、本格的な夏到来!毎日暑くて寝る前にアイスを食べてしまう鈴木です。 今回は、暑くなる頃我が家で行う作業をご紹介します。 こちら、床下換気口です。なんと開閉式になっていまして… こんな感じで、夏になったらOPEN!!!夏は開放することにより、基礎内の冷たい空気を通気させます。冬は閉鎖することにより、冷気が入るのを防ぎ熱を逃げにくくします。最近では床下換気口がない家も増えていますが…少しでも工夫して、この暑さを乗り越えたいものですね。 来週末はいよいよ松本ぼんぼん🌞林友連も出る予定ですので、見かけたらお声がけくださいね♬
輪島塗と水ようかん
こんにちは。設計 村上です。 梅雨が明けたと思ったら、休む間もなく、35度越えの夏がやってきました。日中は、エアコンのついた事務所で快適ですが、家では自律神経を鍛えるために出来うる限りエアコンなしでやってます。 さて、この4月に高校生になった長女は、きつい受験生活から解放され、セーブしていた読書欲を満たすべく、コンスタントに図書館で本を借りてきます。私もついでに読ませてもらっていますが、 ここ1か月のラインナップは河崎秋子”颶風の王”川上未映子”黄色い家”浅井リョウ”桐島部活やめるってよ”と現代文学と続いたのですが、 先日借りてきたのは、谷崎潤一郎”陰翳礼讃”でした。 私も高校の時に読んだ本で、折々の時に、私の前に現れる名著ですが、時を経て、高校生の娘が読んでいることに、とてもうれしくなりました。 この”陰翳礼讃”は建築意匠のバイブルとも言われることもあるぐらいで、日本家屋独特のひさしや障子、そこから通ってくるの鈍い光や床の間の暗がりの美しさを再発見させてくれる一冊ですが、 高校生の当時、建築云々はともかく、私が気になったのは、 『かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。(中略)あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。』 の漱石先生の羊羹と 『漆器と云うと、野暮くさい、雅味のないものにされてしまっているが、それは一つには、採光や照明の設備がもたらした「明るさ」のせいではないであろうか。事実、「闇」を条件に入れなければ漆器の美しさは考えられないと云っていゝ。』 の漆器の野暮ったさです。 当時、実家はまさに陰翳な部屋ばかりで、これはやってみなければと思い、羊羹がなかったので、水ようかんを、正直華やかすぎて好きになれなかった輪島塗の漆器にもって、それを、これまた豪奢すぎて気後れする輪島塗の机で食べるということをやりました。 真夏の暑い時間、陰翳な和室で漆器づくしで水ようかんを食べる女子高生は谷崎ワールドに出てきそう。。。と一人悦に入り、食しました。 結果、 暗い中でみる漆器は、確かにちょうどいい。そして、暗くて静かな和室で食べるヤ〇ザキの水ようかんは異様な深みがあるような気がしないでもない… ということを発見できました。 陰翳な部屋のなくなりつつある現代ですが、今度実家に帰ったら、娘と漆器で水ようかんを食しつつ、陰翳礼讃してみようかなと思う今日この頃です。
七夕🎋
こんにちわ、鈴木です。今週末は七夕ですね。この時期になると、保育園や小学校、ショッピングモールなどいろいろな場所で笹と短冊を目にします。保育園では織姫・彦星の制作があり、毎年どの学年も違ったものを制作するので、先生たちのバリエーションの多さにいつも驚かされます。 一般的に七夕といえば7月7日ですが、松本では旧暦に合わせ、ひと月遅れの8月7日に七夕を祝う風習があります。紙で作られた「紙びな」を軒下へ吊るし、厄が吹き流され子どもが健やかに育つようにと願が込められています。「紙びな」の画像がありませんが、この時期松本の街ではよく「紙びな」が店先に飾られていますので、見てみてください🎋
サザエさん家の耐震診断
今年は耐震診断の依頼が多く、2邸/月 ぐらいは行っている気がします。40~50年ぐらい前のお家が多いので、図面が残っていることは少なく、現地を見ながら、間取りを書いていくのですが、”おっ、ここはサザエさん家パターン””2階はのび家ね…””ここはちびまるこちゃん家っぽい…”と勝手に分類しつつやっておりますが、 圧倒的にサザエさん家っぽい家が多いです。 (引用元:https://www.pixiv.net) 南側は和室二間続きで、広縁があり、全て開口。”あ~、この広縁で昼寝したい、タマといっしょに…”という気持ちになります。 耐震的には広すぎる開口はあまりよろしくはないので、”倒壊する可能性が高い”という計算結果になることがおおいのですが、今の家にはない情景があり、懐かしく新鮮な気持ちになります。 断熱性能も耐震性も防犯性も今の家よりは劣りますが、家族とも、近所の人とも、人と人とのふれあいの機会が出来やすい、コミュニケーションが豊かになる構造がこの頃のお家にはありますよね…。
信毎メディアガーデン
こんにちは!タイトルの通り信毎メディアガーデンにはまっている笠松です☺松本市在住の方は大半の方はいかれてるとは思いますが、改めて少しご紹介させていただきます。信毎メディアガーデンは松本市中央に位置し、ショップゾーンとコミュニティゾーンで構築された複合施設です。アウトドアショップ、雑貨店、レストランなど多くのお店が出店しております☺ 今回はレストランが多数ある3階にある「ロワゾワ」さんにお邪魔させていただきました。スイーツ、ベーカリー、季節のスペシャルドリンクがメインのお店でどれを選んでも美味です☺ 店内のインテリアもとても素敵です。テイクアウトもできますので是非立ち寄ってみてください☺
安曇野ハーフマラソン
こんにちわ、鈴木です。6月2日、「安曇野ハーフマラソン」の応援へ行ってきました🏃安曇野ハーフマラソンは、コースが走りやすく景色も最高!ということで全国からランナーが集まり、募集が始まるとすぐに定員に達するとても人気の大会です。今年は記念すべき10周年大会でした✨ 家族が2018年から毎年出場しているため、安曇野の田んぼ道で毎年応援するのが恒例になっています♬始まってからずっと天気に恵まれてきましたが、今年は初めての雨…みなさんびしょ濡れになりながらも頑張って走っていました。 家族の外にも、他部署の林友社員や従兄、息子の担任の先生など知ってる顔がチラホラ。「がんばれー!」と声をかけると、知らない人も笑顔で手を振り返してくれ、応援する方も楽しいですね☺ ちなみに過去の天気が良いときはこんな感じ👇 応援に行くと安曇野の子供達が塗った旗が配られ、その旗を振りながら応援します🏴今年はハリセンでした💡沿道では太鼓やアルプスホルンの演奏、梅ゼリーやチューチューアイスなどの給水・給食が多く、涼しいアイテムを準備してくれていたり水浴びコーナーを設置している時もあるそうです。ゴールした後は安曇野産のお米で握ったおにぎりやネギ味噌などがいただけます🍙 私も来年こそは息子と2Kmのファミリーランに挑戦…!と毎年思いますが、なかなか実行に移せていません。このブログを見ている方で出場している方がいれば、来年は声援を送らせていただきますので、ぜひ鈴木までお声がけください(^^)/
”ヨシタケシンスケ展かもしれない”にいったかもしれない
こんにちは。設計 村上です。 春、サントミューゼ 上田市立美術館で”ヨシタケシンスケ展かもしれない”が開催されておりました。 このサントミューゼ 上田市立美術館。松本が生んだ巨匠 柳澤孝彦先生 の最晩年の作品で、問答無用にカッコいいんですが、 下▼は平面図。 中庭を囲む円形の回廊が特に美しく、行くたびに写真とってしまいます。上田産カラマツ、コンクリート、ガラス!!最高です。 外の眺めも計算済み、待ち時間も気になりません。 ホント心地よい素晴らしい美術館なうえに、 子どもが喜びそうな展覧会をよくやっているので、行くことが割とおおい美術館なのですが、 8年ぐらい前の”藤子・F・不二雄展”の時の写真。変わらず、回廊はカッコいい。そして、我が子の小ささに驚きます。 思い出すのは、 こんなに素敵な回廊でダッシュする次女、そんなに素敵な回廊でダッシュする次女を止めようとダッシュする長女、あんなに素敵な回廊でダッシュする姉たちに大興奮し、ガラスによだれベタベタの指紋をつけまくった長男。 入場する前から、ドッと疲れ果てている自分…。 今、まさに 絵本 ”あんなに あんなに” の気持ちです。 「あんなに」ひどい目にあったのに美しい思い出のように感じ、目頭が熱くなるのは、 柳澤孝彦先生とヨシタケシンスケ先生 のおかげです。ノンストップで子どもは大人になっていきますね…。