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オレたちのカナディアンコーヒーハウス

こんにちは。設計 村上です。先日、ある人から旧Twitter(現X)で喫茶トラノコクさん(15.1万人フォロワー!!)がカナディアンコーヒーショップをのせてくれてると教えていただきました。 https://x.com/toranocoku/status/1719678285523894474?s=53&t=mmSdtcP22CfjTdLDNZ36tA 喫茶トラノコクさん、ありがとうございます!公式Xがないので、この場でのお礼となりますが、カナディアンコーヒーショップを末永くよろしくお願いいたします。(カナディアンコーヒーハウスないしカナディアンコーヒーショップがあります。呼び名が違うだけですが、カナディアンコーヒーハウスの方が多いので、以下ハウスで統一します。) さて、”なぜにカナディアンコーヒーハウスに保護者面?”と思った方いらっしゃいますよね?実はカナディアンコーヒーハウスを全国で建築&経営ノウハウを提供していたのが”林友”なんです。1970年代の話なので、私はもちろん林友におりませんでしたが、当時林友で建てられたカナディアンコーヒーハウスは私にとって父との思い出深い場所なんです。 1985年頃小学生だった私は富山県魚津市というところにおりました。TVは4チャンネルしかつかないような田舎です。父は名古屋に単身赴任中で、月一程度、富山に帰ってきておりました。父はめちゃくちゃ優しい人なのですが、子供に月に一度しか会えなくても、子供を優先するということのない超マイペースな人で、普通の週末と同様、10時から2時ぐらいまで趣味の将棋と囲碁番組をみて、その後、本屋のはしごに出かけることをルーティーンとしていました。まぁ、私も特にすることもなかったので、だいたいその本屋のはしごについて行っておりました。基本は父が本を選んでいる間、漫画を立ち読み(当時はカバーなどなかったので)、そしてまた別の本屋へ移動、そして、また漫画を立ち読み、記憶では平均3件は回ってた気がします。娯楽がないとはいえ、よくついていったなぁという気がしますが、小うるさい母がおらず、漫画が立ち読みでき、たまに漫画以外の欲しい本を買ってもらえ、ごくまれに漫画の偉人伝を買ってもらえ、ごくごくまれに喫茶店でホットケーキを食べさせてもらえる。昭和の子供にとって神タイムでした。その神タイムの(わたしにとっての)メイン会場がカナディアンコーヒーハウスだったんです。父は本読んでて、私のこと見てないし、ホットケーキにじゃぶじゃぶメープルシロップかけて、ホント美味しかったなぁ~。 その35年後、林友にお世話になることになりました。林友がカナディアンコーヒーハウスを展開していたことを知り、勝手に縁を感じております。 メープルシロップがおおよその目的だった私でも覚えている印象的な外観、ステンド硝子風な照明、WOODYな内装。木に包まれる温かな雰囲気。 今でも別のところで誰かに愛されている場所だと思うと、シンパシーを感じるとともに、林友社員としてとても誇らしいです。そんなわけで、オレたちのカナディアンコーヒーハウスを末永くよろしくお願いします。

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