キャットウォークと犬走1

スタッフブログ 2023.10.03 Tue

キャットウォークって?

こんにちは。設計 村上です。
わたくし、現在設計という仕事をしておりますが、中学の時は高校落ちたら、ムツゴロウ王国へ就職しようと本気で思っていた動物バカで、現在は犬1匹、猫2匹、子供3匹と扶養家族が多すぎる暮らしをしております。

さて、そんな動物大好き村上ですが、建築用語には動物が含まれる用語(なまこ壁、鴨居、馬乗り目地、虎ロープ、猿頬天井などなど)が結構あり、一人にグッときてたりします。

当然、人間に一番身近なワンちゃんネコちゃんが登場する部位もあります。住宅でよく登場するのは、キャットウォークと犬走り、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
キャットウォークは元々は高所にある点検通路のことで、体育館の両サイド上の方にある通路なんかもそれにあたります。

住宅では吹抜にある足場のような通路のことをいうのですが、こういうのです。↓

キャットウォークの名の通り、本能的に高いところを好むネコちゃんたちのお気に入りの場所になりそうですよね。
ただ、キャットウォーク、ネコちゃんのためだけのものではない優れものなのです。

①窓ふきできない問題を解決。

”この吹抜の窓、拭けないよね。”設計者がよく突っ込まれるあれもこれで解決。

②冬場のお洗濯モノをどこに干すか問題を解決。

温かい乾いた空気が上ってくる吹抜なら、室内でもしっかり乾いてくれます。1階からはちょっと見にくい場所に設置すれば、くつろいでいるときにお洗濯モノが目に入り、なんだか萎えるということもありません。

③リーディングヌックとして至福の時間を。

小学生のころ、家の出窓台とカーテンの間に座り(こんなところ↓)、そこで週刊ジャンプを読むのが至福の時でした。今でいうリーディングヌックというやつだったのかもしれません。程よく狭いキャットウォーク、本好きならクッション持ってきてリーディングヌックとして利用するのもいいですよね。

そんな多機能なキャットウォークですが、新築時に計画しておかないと設置が難しいという部分ではあります。ただ、最近では各建材メーカーからネコ歩きの方を極めたキャットウォークも発売されていて、後での設置も可能です。ネコちゃんファーストな家づくりがどんどん進んでいて、猫好きとしてはホント嬉しいです。

現在林友ホームではキャットウォークがある建売(モデルルーム)の販売もしております。見学は随時受付中ですので、キャットウォークにご興味わいた方はお気軽にお越しください。

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ちょっと、長くなりましたので、犬走りについては次回に。
ご拝読ありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾