開けたり閉めたり…

梅雨も明けて、本格的な夏到来!毎日暑くて寝る前にアイスを食べてしまう鈴木です。

今回は、暑くなる頃我が家で行う作業をご紹介します。

こちら、床下換気口です。
なんと開閉式になっていまして…

こんな感じで、夏になったらOPEN!!!
夏は開放することにより、基礎内の冷たい空気を通気させます。
冬は閉鎖することにより、冷気が入るのを防ぎ熱を逃げにくくします。
最近では床下換気口がない家も増えていますが…
少しでも工夫して、この暑さを乗り越えたいものですね。

来週末はいよいよ松本ぼんぼん🌞
林友連も出る予定ですので、見かけたらお声がけくださいね♬

輪島塗と水ようかん

こんにちは。設計 村上です。


梅雨が明けたと思ったら、
休む間もなく、35度越えの夏がやってきました。
日中は、エアコンのついた事務所で快適ですが、
家では自律神経を鍛えるために出来うる限りエアコンなしでやってます。

さて、
この4月に高校生になった長女は、
きつい受験生活から解放され、
セーブしていた読書欲を満たすべく、
コンスタントに図書館で本を借りてきます。
私もついでに読ませてもらっていますが、


ここ1か月のラインナップは
河崎秋子”颶風の王”
川上未映子”黄色い家”
浅井リョウ”桐島部活やめるってよ”
と現代文学と続いたのですが、

先日借りてきたのは、
谷崎潤一郎”陰翳礼讃”でした。

私も高校の時に読んだ本で、
折々の時に、私の前に現れる名著ですが、
時を経て、高校生の娘が読んでいることに、とてもうれしくなりました。

この”陰翳礼讃”は建築意匠のバイブルとも言われることもあるぐらいで、
日本家屋独特のひさしや障子、
そこから通ってくるの鈍い光や床の間の暗がりの美しさを再発見させてくれる一冊ですが、

高校生の当時、建築云々はともかく、
私が気になったのは、

『かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。(中略)あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。』

漱石先生の羊羹

『漆器と云うと、野暮くさい、雅味のないものにされてしまっているが、それは一つには、採光や照明の設備がもたらした「明るさ」のせいではないであろうか。事実、「闇」を条件に入れなければ漆器の美しさは考えられないと云っていゝ。』

漆器の野暮ったさです。

当時、実家はまさに陰翳な部屋ばかりで、
これはやってみなければと思い、
羊羹がなかったので、水ようかんを、
正直華やかすぎて好きになれなかった輪島塗の漆器にもって、
それを、
これまた豪奢すぎて気後れする輪島塗の机で食べる
ということをやりました。

真夏の暑い時間、陰翳な和室で漆器づくしで水ようかんを食べる女子高生は
谷崎ワールドに出てきそう。。。と一人悦に入り、食しました。

結果、


暗い中でみる漆器は、確かにちょうどいい。
そして、暗くて静かな和室で食べるヤ〇ザキの水ようかんは異様な深みがあるような気がしないでもない…

ということを発見できました。

陰翳な部屋のなくなりつつある現代ですが、
今度実家に帰ったら、
娘と漆器で水ようかんを食しつつ、
陰翳礼讃してみようかなと思う今日この頃です。

東京カフェ

こんにちは!(^^)!
今回は東京都内にあるおすすめカフェをご紹介させていただきます。
代官山にある「カフェ・ミケランジェロ」です☺

テラコッタの床、アンティーク家具、クラシカルな照明、自然の優しさを感じる
オープンハウスな空間は古き良きイタリアのカフェを再現してるとのこと☺
お食事もとても素敵でした!

夜になるとライトアップもされてとても綺麗です。。
そしてなんと、、わんこも連れていけます!!
愛犬家の方々是非連れて行ってみてください☺

七夕🎋

こんにちわ、鈴木です。
今週末は七夕ですね。この時期になると、保育園や小学校、ショッピングモールなどいろいろな場所で笹と短冊を目にします。保育園では織姫・彦星の制作があり、毎年どの学年も違ったものを制作するので、先生たちのバリエーションの多さにいつも驚かされます。

一般的に七夕といえば7月7日ですが、松本では旧暦に合わせ、ひと月遅れの8月7日に七夕を祝う風習があります。紙で作られた「紙びな」を軒下へ吊るし、厄が吹き流され子どもが健やかに育つようにと願が込められています。「紙びな」の画像がありませんが、この時期松本の街ではよく「紙びな」が店先に飾られていますので、見てみてください🎋