ランドリールームは必要?メリット・デメリットと後悔しないポイント
乾燥機からあたたかい洗濯物を取り出す。ここまでは順調なのに、そのあと「これは子ども部屋、これは寝室、これは洗面所…」と、家中をぐるぐる回りながら振り分けていく。そんな一手間に、地味な疲れを感じたことはありませんか?
夫婦でお仕事をされていて、小さなお子さんがいらっしゃると、洗濯にかけられる時間は本当に限られてきますよね。今のお住まいで「畳んだ後、しまう場所がバラバラで面倒だな」と感じている方にとっては、洗う・乾かすことよりも、実はその後の一手間の方が負担になっているのかもしれません。
新築で乾燥機を入れる予定なら、「干す」ためのスペースはそこまで広くなくても大丈夫そうですよね。それでも「ランドリールームって必要なのかな」と迷ってしまうのは、実はこの先の工程――たたむ・しまう部分に理由があることが多いようです。
今回は、いくつかの間取りプランを比べているという方に向けて、後悔しないための間取りの考え方と、費用を検討するときの視点を整理してみました。
📋 この記事でわかること
- 乾燥機があっても、ランドリールームが検討される理由
- 「干す」より「たたむ・しまう」で選ぶという考え方
- ファミリークローゼットと一体にした場合の広さの目安
- 生活感を隠しながら家事動線を整える間取りの工夫
- 費用を考えるときに押さえておきたいポイント
乾燥機があっても、ランドリールームが検討される理由
最近は、新築時に洗濯乾燥機を最初から導入されるご家庭が増えています。乾燥機があれば、天気を気にせず洗濯を回せるようになりますし、「干す」という工程にかかる時間はぐっと減らせますよね。
ただ、乾燥機だけで洗濯家事がすべて完結するかというと、そうでもないのが実情です。ニットや伸縮性のある服、シーツなどの大判のものは、これまでどおり部屋干しになることもあります。そして何より、乾燥が終わったあとの「取り出す→たたむ→運ぶ→しまう」という工程は、乾燥機があってもなくても、結局は残るんですよね。
乾燥機から取り出した洗濯物を、ひとまずリビングのソファに広げて畳む。子ども服は2階へ、タオルは洗面所へ、自分たちの服は寝室へ。畳み終わる頃には、また次の洗濯物が乾燥機の中で待っている。
こうして見ると、洗濯家事の大変さって「干す」だけじゃなく「たたんでからしまうまで」にも大きく関わっているんですよね。ランドリールームを考える意味は、まさにこの後半部分の動線をどう整えるか、というところにありそうです。
決め手は「干す」より「たたむ・しまう」の動線
各個室にクローゼットがある間取りはよくありますが、洗濯物を畳んだあと、部屋の数だけ振り分けていく作業は、思っている以上に時間と移動を伴うものです。特にお子さんが小さいうちは洗濯物の量も多く、この振り分け作業が毎日発生しますよね。
そんな悩みに直接応えてくれるのが、ランドリールームとファミリークローゼットを一体にした間取りです。畳んだその場で、家族分の衣類をまとめてしまえるようにしておくと、部屋を行き来する手間そのものがなくなります。
| 間取りタイプ | 特徴 |
|---|---|
| 各個室にクローゼット(分散型) | 畳んだ後、部屋ごとに振り分けてしまう |
| ランドリールーム+ファミリークローゼット一体型 | 畳んだその場でしまえる。移動なし |
もちろん、各個室のクローゼットを全部なくす必要はありません。プライベートなものや趣味のものは各部屋に残しつつ、日常着やタオルなど「毎日出し入れするもの」だけをファミリークローゼットに集めておく、というくらいのバランスがちょうどよいようです。
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ファミリークローゼットには「リビングを散らかさないタイプ」と「洗濯の労力を減らすタイプ」の2種類があるのをご存じでしょうか? 自分たちの暮らし方にどちらが合っているか、別コラム「ファミリークローゼットを分類してみる」でも詳しく紹介していますので、よかったらのぞいてみてください。
生活感を隠しながら動線を整える工夫
「洗濯物や生活用品が見えている状態がちょっと苦手」という方も多いのではないでしょうか。そんな方には、扉付きの独立した空間にするのがおすすめです。リビングやダイニングから見えない位置に配置しておけば、扉を閉めるだけで来客時も生活感を隠せます。
配置場所としては、洗面室や浴室に隣接させると、洗う→干す(必要な場合)の動線がぐっと短くなります。さらにリビングやキッチンの近くに置くと、小さなお子さんの様子を見ながら家事を進めやすくなりますよ。動線と見た目、どちらを優先するかはご家庭によって違ってくるので、実際の図面で扉の位置や視線の抜け方を確認しながら決めていくのがよさそうです。
費用を考えるときに押さえておきたいポイント
ランドリールームやファミリークローゼットにかかる費用は、広さや造作の内容(収納棚や作業台の仕様)、設置場所によって変わってくるので、「だいたいこれくらいです」とひとことでお伝えするのが実は難しい部分です。同じ「ランドリールームあり」というプランでも、会社によって含まれる内容にはかなり差があるんですよね。
いくつかのプランを比べる際は、次のあたりを見比べてみると、総額だけでは見えてこない違いに気づきやすくなるかもしれません。
- 収納棚・作業台などの造作は標準に含まれているか、オプション扱いか
- ファミリークローゼットを併設する場合、どのくらいの広さが取れそうか
- 換気設備(窓・換気扇)が計画に含まれているか
- 無垢材・自然素材の仕様と、動線の提案がセットで考えられているか
具体的な金額は、土地の条件やご希望の広さ・仕様によって変わってくるので、実際の間取り図をもとにお見積もりを見ていただくのが一番確実だと思います。
住宅ローンや補助金を活用した資金計画については、別のコラムで詳しくご紹介しています。あわせて読んでいただくと、費用感がもう少しイメージしやすくなるかもしれません。
終わりに
📋 記事全体のポイント
- 乾燥機を導入しても、たたむ・しまう工程は残るので、ランドリールームの価値は「干す」より「動線」にあります
- 各個室分散型の収納は、畳んだ後の移動負担が大きくなりがちです
- ランドリールーム+ファミリークローゼット一体型なら、その場でしまえる動線がつくれます
- 扉付きの独立空間にすれば、生活感を隠しながら家事動線も整えられます
- 費用は仕様や広さで変わるので、比較する際は造作の含まれ方まで確認してみましょう
毎日の洗濯家事って、干すことよりも、そのあとの「片づけきる」までの方が、実は負担として大きいのかもしれませんね。乾燥機を導入する前提でも、たたんでからしまうまでの動線をどう設計するかで、日々のゆとりはずいぶん変わってきます。
間取りは、やっぱり実際の図面を見ながらの方がイメージが湧きやすいものです。「うちの土地だとどんな配置ができそう?」「ファミリークローゼットはどのくらいの広さが現実的?」「費用感はどれくらいになりそう?」など、気になることがあれば、ぜひ聞かせてください。
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林友ホームでは、無垢材や自然素材を使った注文住宅の中に、ランドリールームとファミリークローゼットを組み合わせた間取りのご相談を承っています。 「うちの土地だとどのくらいの広さが取れる?」「費用感はどれくらい?」など、 まずはお気軽にお声がけください。
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本記事の間取り・広さに関する内容は、住宅情報メディアの公表資料(2026年8月時点)を参照しています。費用は仕様・広さ・土地条件により異なるため、正式な金額は個別のお見積もりをご確認ください。(記事更新日:20260901)

